こんな症状にお悩みではありませんか?
- 肺がんの疑いを指摘された
- 結節影を指摘された
- 胸膜の肥厚を指摘された
- 空洞影を指摘された
- 腹部臓器の精密検査が必要と指摘された
- 腸閉塞、腸管穿孔が疑われると指摘された
- ガス異常、腹水が見られると指摘された
- 結石が見られると指摘された
など
CT検査を希望される患者様へ
CT検査とは
CT(Computed Tomography)は、コンピュータ断層撮影の略語であり、レントゲンを使用して人体の内部を薄いスライス状に撮影する技術です。これにより、体内で発生している病変や出血などの位置や状態を高精度に観察できます。さらに、画像を保存することで、病変の変化を確認することも可能です。
当院では最新のCT装置を導入しており、放射線量や被ばく量を最小限に抑え、人体への悪影響も極力減らし、短時間で様々な検査が行えます。ご質問やご不明点などありましたら、ぜひお気軽にお問い合せください。
当院のCT検査
即日撮影・即日一次結果説明
当院では患者様の条件が合えば即日CT検査の対応を行っております。専門放射線技師が検査部位を迅速かつ正確に撮影し、検査後に患者様に一次検査結果をわかりやすくお伝えすることで、適切な診断・治療につなげます。また、当院では見落としを防ぐために放射線専門医による最終チェックも行なっており、後日に最終結果をご報告いたします。ただし、確実に受診された日にCT検査を受けたい場合は、事前のご予約をお勧めいたします。
短時間で撮影
当院のCTスキャナーは、一度に16断面のスキャンが可能なため、スキャン時間が大幅に短縮されます。頭部・胸部・腹部の撮影では、30cmの距離を8.6秒で撮影できるため、患者様の負担が軽減されます。胸部撮影の場合、1回の息止めで検査が終了するため、安心してお受けいただけます。
身体への被ばくを最小限にした検査
通常、CT検査で高画質を得るためには、放射線量を上げる必要があります。しかし当院では、画像のノイズを少なくすることで画質の精度を保ち、患者様の被ばく線量をできるだけ抑えています。この取り組みにより、水晶体、甲状腺、乳房など放射線の影響を受けやすい臓器の検査においても、安心してお受けいただける環境を提供しています。
高い検査品質
最新のCT技術は、3次元任意断面での画像診断を可能にし、レントゲン検査では得られなかった細部までの情報が得られるようになりました。この進化が、より小さな病変の発見やがんなどの早期発見に役立っています。また、新型の検査部(筒状のところ)は、大幅な低線量での撮影が可能な新世代プラットフォームを搭載しており、Aquilion ONEなどのフラッグシップモデルにはAIDR 3D(Adaptive Iterative Dose Reduction 3D)Enhancedなどの技術が標準装備されています。これにより、患者様の被ばく線量を大幅に低減しつつ、正確な診断が可能になります。
大開口径780mm
マルチスライスCT「Aquilion Start / i Edition」は、開口部が780mmと広く、腕を上げることが難しい患者様のポジショニング時の負担を軽減します。この大開口径により、検査中の圧迫感が少なく、快適な検査をお受けいただけます。
天板幅は470mmで、寝台の高さは最小時で312mmです。そのため、車椅子の患者様や足腰に不安をお持ちの患者様も容易に乗り降りできる設計となっています。
CT検査で行うこと
胸部領域CT検査
胸部領域CT検査では、胸部レントゲンでは見逃されやすい微小な病変を検出できます。この検査では、1回の撮影で約5秒間息を止めるだけで、肺全体を撮影できます。その後、画像処理を施し、異なる断面像から病変を確認することが可能です。
CT検査で見つかる肺疾患
- アスベスト肺
- 気胸
- 肺炎
- 肺がん
- 肺気腫
- 肺結核
- 胸膜中皮腫
- 縦隔腫瘍
- 胸水貯留
など
腹部領域CT検査
腹部領域CT検査では、主に5つの臓器(肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓、消化管)を中心に観察します。各臓器における腫瘍性病変や結石、脂肪肝などの画像診断を行います。
CT検査で見つかる肝臓疾患
- 肝血管腫
- 肝内石灰化
- 肝内胆管拡張
- 肝内胆管結石
- 肝嚢胞
- 肝腫瘍
- 脂肪肝
- 慢性肝障害
など
CT検査で見つかる胆嚢・胆管疾患
- 胆管拡張
- 胆管結石
- 胆管腫瘍
- 胆管壁肥厚
- 胆泥
- 胆嚢結石
- 胆嚢腫瘍
- 胆嚢腺筋腫症
- 胆嚢腫大
- 胆嚢ポリープ
- びまん性胆嚢壁肥厚
など
CT検査で見つかる膵臓疾患
- 膵萎縮
- 膵管拡張
- 膵腫大
- 膵腫瘍
- 膵石
- 膵嚢胞
- 膵嚢胞性腫瘍
など
CT検査で見つかる腎臓疾患
- 腎萎縮
- 腎盂拡張
- 腎血管筋脂肪腫
- 腎結石
- 腎腫大
- 腎腫瘍
- 腎石灰化
- 腎嚢胞
- 腎の変形
- 水腎症
- 多発性嚢胞腎
など
CT検査の注意事項
MRI検査と異なり、CT検査は体内に何らかの金属があっても検査が可能です。ただし、CT検査後数日以内にバリウムを使用したレントゲン検査を行った場合、バリウムが腹部に残り、検査結果に誤差が発生する場合があります。当てはまる方は、事前に当院スタッフまでお申し出ください。
当院でCT検査を希望される医療関係者の皆様へ
当院のCT検査では、最新のCT検査装置を使用しています。また、放射線技師が検査を行うことで、短時間での精緻な検査を可能にしています。
他医療機関からのCT検査依頼もお受けしており、近隣医院の先生方にも気軽にご利用いただくことで、地域医療全体の向上に貢献できることを目指しています。
ご希望の場合や、ご不明な点などがございましたら、お電話にてお問い合わせください。撮影方法や重点的に検査したい部位など、ご要望にも応じ対応いたします。ご予約はお電話でも承っております。
検査結果について
検査画像はCD-Rに保存し、患者様にお渡しします。検査結果は後日郵送にて医院様へお送りさせて頂きます。
費用
費用(税込) | |
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肺がんCT検診 | 11,000円 |